今回は上記のような疑問にお答えしていきます。
この記事を読んで解決すること
- HDRについてわかりやすく解説!
- HDR対応だとどんなことが良いのか解説!
- 大手テレビメーカー各社のHDR対応おすすめテレビを紹介!
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
HDR対応とは?
テレビを選んでいるとHDRという用語をよく目にしますよね。
HDRとは次のような技術のことです。
ココがポイント
HDRとはハイダイナミックレンジの略称で、従来よりも「輝度」の幅を広げて「階調」を増やすことでより滑らかな映像を写す技術のこと
従来のテレビよりもリアルな映像を見ることができるようになります。
4KテレビやiPhoneなどで広く採用され始めている技術です。
ちなみにHDRと比較して従来のものはSDR(スタンダードダイナミックレンジ)と呼んでいます。
HDR対応だとどんな映像が見やすくなる?
HDR対応のテレビでは次のような現象が起こりにくくなります。
ココがポイント
HDR対応では白飛びと黒つぶれが起こりにくい
例えば暗い部屋と晴れた空を同じ画角に入れる場合、SDRでは白飛びか黒つぶれが起こってしまいます。
暗い室内に露出が合っている場合
明るい室外に露出が合っている場合
上記のようにSDRの場合は明るいところから暗いところまでの階調が少ないので白飛びか黒つぶれが発生してしまいます。
しかし、HDRの場合は次のように明るい室外と暗い室内の両方に階調を合わせることが可能です。
HDRでの見え方
HDRの場合は輝度の幅が広く階調も多いので室外と室内の様子をしっかり表現できています。
輝度と階調とは?
HDR対応テレビの特徴としては
- 輝度の幅が広い
- 階調が多い
の2点です。
この輝度と階調についてそれぞれどんな点でメリットがあるのか解説していきます。
輝度の幅が広いと良いこと
ココがポイント
輝度の幅が広いと表現できる明るさの幅が広がる
輝度の幅が広いと上図のように表現できる明るさの幅が広がります。
SDR対応テレビでは最大100nitの明るさまでしか映し出せませんが、HDR対応テレビでは最大10000nitの明るさまで出力できます。
人の目に近い輝度で見ることができるのでリアリティの高い映像になります。
階調が多いと良いこと
ココがポイント
階調が多いと滑らかな映像を映し出せる
上図のようにSDR対応テレビでは256段階の階調しか出力できないので映像がガタガタになりやすいです。
また明るすぎるor暗すぎる場所は白飛びや黒つぶれが発生してしまいます。
一方、HDRでは階調がSDRよりも2bit分多いので明るいところから暗いところまで滑らかに変化させることができます。
大手テレビメーカー各社のHDR対応テレビは何?
日本の主要テレビメーカーは次の5社ですね。
今回は特にBRAVIA、VIERA、AQUOSの3ブランドのHDR対応テレビについて紹介していきます。
ソニー(BRAVIA)
色鮮やかな高画質映像を見ることができる4K液晶テレビです。
さまざまな映像を高コントラストのリアルな映像にしてくれる「HDRリマスター」を搭載しています。
パネルサイズは43型、50型、55型、65型、75型から選べるので部屋の広さに合わせて購入してください。
パナソニック(VIERA)
パナソニックVIERAの4K有機ELテレビです。
地上デジタル放送などのSDR映像を「AI HDR」が高画質なHDR映像に変換してくれます。
パネルサイズは55型(8畳推奨)と65型(10畳以上推奨)の2種類あります。
シャープ(AQUOS)
どの角度から見ても映像が美しい4K有機ELテレビです。
4K画像処理エンジン「Medalist S2」が搭載されており、SDRやHDR10などそれぞれのコンテンツに合わせて映像を表示することが可能です。
パネルサイズは55型と65型があり、YouTubeやprime VideoなどのVODサービスにも対応しています。
まとめ
HDR対応テレビについておさらいです。
ココがポイント
- HDRとはハイダイナミックレンジの略称で、従来よりも「輝度」の幅を広げて「階調」を増やすことでより滑らかな映像を写す技術のこと
- HDR対応では白飛びと黒つぶれが起こりにくい
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!