こんにちは。
今回は私が購入した紛失防止タグ「AirTag」についてご紹介していきます。
実際に使ってみての感想を精一杯盛り込んだのでぜひ最後まで読んでみてください。
本記事の内容
- AirTagとは何か?
- 財布の中に入れて使ってみた
- AirTagの疑問を解消
目次
AirTagとは何か
AirTagとは2021年4月からAppleで販売されている紛失防止タグのことです。
遠く離れた場所でもiPhoneの「探す」アプリを使用してAirTagの場所を特定できる代物です。
財布や鍵、カバンに取り付けることで忘れ物をしてしまったり紛失したりした時に簡単に探し出すことができます。
1個3800円、4個同時購入で12800円(1個あたり3200円)でしたがとりあえず財布のみでの使用を考えていたので3800円で1つ購入しました。
スペック項目 | スペック詳細 |
---|---|
同時登録数 | 16台 |
大きさ(直径×厚さ) | 約31.9mm×8mm |
重さ | 約11g |
公式価格 | ¥3,800 |
財布の中に入れて使ってみた
私は日頃Apple Watch・iPhone11・財布だけ持って外出するのですが、
と思っていました。
Apple WatchとiPhone11は「探す」アプリの機能で場所を確認できますが、財布だけは落としてしまったらどうしようもありませんでした。
なので小銭入れのポケットにAirTagを入れて場所を特定できるようにしてみました。
大きさと厚さは500円玉3枚分くらいであり、小銭入れポケットを圧迫するほど邪魔にはなっていません。
デザインもシンプルなので財布の中がうるさくなりませんね。
また、部屋の中で財布の場所がわからなくなってもすぐに「探す」アプリで場所を特定できます。
財布の中に入れるのではなくキーホルダーのように使いたい場合はAppleが出しているキーリングもあります。
AirTagの設定方法
次にAirTagとiPhoneとのペアリング方法について解説します。
しかし解説するといってもAirTagの設定は1分ほどですぐに完了したので手順は全く複雑ではありません。
❶絶縁シートを抜く
❷iPhoneの「探す」アプリでAirTagを追加する
❸AirTagの名称を設定する
以上の3ステップでAirTagの設定は完了しました。
AirTagのギモンについて
続いてAirTagの使用に関する疑問についてお答えしていきます。
全部で以下の4点です。
- ギモン❶場所がわかる仕組みはどうなっているの?
- ギモン❷電池持ちはどう?
- ギモン❸磁気の影響はどう?
- ギモン❹絶対紛失物発見につながるの?
一つずつ解説していきます。
ギモン❶場所がわかる仕組みはどうなっているの?
AirTagをつけた物を紛失した場合は世界中にあるiPhoneがBluetooth通信で場所を見つけ出してくれます。
なぜGPSではなくBluetooth通信で場所を特定するのがいいのかというと主に以下の2つの理由があります。
- GPSを使うとAirTagのサイズや消費電力が大きくなってしまう
- GPSを使うと犯罪に使用される可能性がある
AirTagは11gの超軽量ガジェットですがGPS内蔵ではこの軽量さは実現できませんでした。
またGPSだとこっそり持ち物にAirTagを入れられてしまった際に場所を追跡されてしまいます。
Bluetooth通信であれば初期登録したiPhone以外とAirTagが一緒に移動した際にアラームを鳴らすことができるのでストーキングのリスクを減らすことができますね。
GPSは単純に「AirTagの場所を特定する」機能ですが、Bluetoothは「登録したiPhoneとAirTagが一緒に移動しているかどうか」をみているのがポイントです。
ギモン❷電池持ちはどう?
AirTagの充電持ちの目安は「1年間以上」です。
内部にボタン電池が内蔵されており、電池が少なくなったら登録しているiPhoneがバッテリー交換タイミングを知らせてくれます。
ちなみにボタン電池の種類は「CR2032 3V」です。
スーパーやコンビニにも置いてあるものなのでバッテリーが少なくなったら交換しましょう。
ギモン❸磁気の影響はどう?
AirTagから磁気が発生していますがICカードなどに悪影響を与えるほど強い磁気ではないとされています。
AirTagよりもiPhoneやMacBookのほうがずっと強い磁石が内蔵されているのでそれよりは弱い磁気です。
ただしずっと財布の中に入れておくとキャッシュカードやクレジットカードへの影響が不安な方は直接カードに触れないように位置を離すかキーホルダーにつけて使用しましょう。
ギモン❹絶対紛失物発見につながるの?
AirTagをつけていれば絶対に紛失物が見つかるか?というとそういうわけでもありません。
例えば悪意のある人が私の財布を拾った時にAirTagだけ抜かれて財布本体を持っていかれればどうしようもありませんね。
あくまでものを探す際のサポートにすぎないので紛失しないことが一番大事ですね。
財布以外の利用シーンは何がある?
私はAirTagを財布に使用しましたが他にも利用シーンがたくさんありそうです。
AirTagの名称変更画面を見ると以下の想定シーンがありました。
- カメラ
- ジャケット
- バックパック
- ハンドバッグ
- ヘッドフォン
- 鍵
- 財布
- 傘
- 自転車
- 手荷物
カメラや自転車は高価な物品なのでAirTagの利用価値がありそうですね。
あとはペットに取り付けたら今どこにいるかすぐにわかりそうです。
まとめ
今回はAirTagについてご紹介しました。
まとめ
- Bluetooth通信で世界中のiPhoneが紛失物を見つけ出してくれる
- 電池持ちの目安は「1年以上」
- 磁気の心配はないとされている
- 絶対紛失物を見つけ出せるわけではないので紛失しないことが一番
個人的には実質自身の財布がネットにつながったことになったのでAirTagを買ってよかったですね。
財布に入るほど小さくてデザインもシンプルで馴染むので重宝しています。
ぜひみなさんも財布への使用に限らずともAirTagを検討してみてください。