本記事ではAirPodsの読み方についてその理由とともに解説していきます。
最初に断っておきますがApple社はAirPodsの読み方を明示的にホームページに載せていないのであくまで推察論をお話ししてきます。
✔︎本記事の内容
- AirPodsの読み方はエアポッズ!理由は3つ
- Google検索ではエアーポッツが多数派?
- Appleサポート(公式)ではAirPodsとAirPodを使い分けている
目次
AirPodsの読み方はエアポッズ
当サイトではAirPodsの読み方はエアポッズとしていったん結論づけます。
あなたがAirPodsの読み方に悩んでいるのはAirとPodsの読み方がそれぞれ複数あるからですよね。
AirPodsの分解 | 読み方の考察 |
---|---|
Air | エアともエアーとも読める |
Pods | ポッズともポッドともポッツとも読める |
このままだとエアポッズ、エアポッド、エアポッツ、エアーポッズ、エアーポッド、エアーポッツの6種類の読み方が発生してしまいます。
口で発音する分にはゴニョゴニョとそれっぽく言っておけばいいですがカタカナ表記で書くときは迷ってしまうのも仕方ないですね。
以下で当サイトでAirPodsをエアポッズと読むに至った理由をつらつら語っていきます。
理由①Airとつく他の英単語は「エア」と呼んでいるケースが多いから
Airは他の英単語でも使われていますが、カタカナ表記ではエアーよりもエアの方が優勢な感じがします。
Airがつく英単語 | 読まれ方 |
---|---|
on air | オンエアーよりもオンエアの方が多め?(東海オンエアなど) |
airport | エアーポートよりもエアポートの方が多め?(新千歳空港の快速エアポートなど) |
air bag | エアーバッグよりもエアバッグの方が多め?(トヨタのSRSエアバッグなど) |
オンエア、エアポート、エアバッグなどエアーと伸ばさずにエアと表記している団体、企業が多いです。
私たちが言語を使う分にもできるだけ短縮して使いたいので、エアーよりもエアと短くするのはごく自然なことだと思います。
理由②PodsはPod(ポッド)の複数形だから
次にPodsのほうの読み方ですが単数形であるPodの読み方から推察してきます、
Podはカタカナ表記ではポッドであると広く知られています。
そして複数形のsがつく直前が濁音なら複数形の読み方も「ズ」となることが多い傾向にあります。
英単語 | カタカナ表記 |
---|---|
eats | イーツ |
cats | キャッツ |
rides | ライズ |
goods | グッズ |
上記のようにtで終わる英単語は複数形になると「ツ」、濁音であるdで終わる英単語は複数形になると「ズ」になります。
これらの他の英単語の読み方を考慮するとPodsはポッズと読むのが自然ではないかと考えています。
理由③「えあぽっず」と入力するとAirPodsが予測変換に出てくるから
iPhoneやMacBookといったApple製品でえあぽっずと入力してみてください。
「えあぽっず」と入力するとAirPodsが予測変換で出てきませんか?
「えあーぽっず」や「えあぽっつ」では予測変換でAirPodsが出現しません。
これはつまりApple側は「エアポッズ」が正しい読み方だと暗に示してるんじゃないかと考えています。
以上、もう一度まとめますが下記3点の理由によりエアポッズが正しい読み方だと当サイトで結論づけておきます。
- 理由①Airとつく他の英単語は「エア」と呼んでいるケースが多いから
- 理由②PodsはPod(ポッド)の複数形だから
- 理由③「えあぽっず」と入力するとAirPodsが予測変換に出てくるから
ただしGoogle検索ではエアポッツが多数派
私はブロガーという立場上、検索キーワードが月間どれくらい検索されているかツールを使って確認することがあります。
その結果、面白い結果があったので紹介します。
「月間平均検索ボリューム」の列の数字は1ヶ月でどれくらい検索されているのかを表しているのですが、検索ボリュームのトップは「エアポッツ」でした。
次点がエアーポッズでエアポッズはそれよりも少ない検索数となっていました。
日本人がカタカナ表記で検索する際はエアポッツ、エアーポッズと書くことが多いみたいです。
ちなみにAppleサポート(公式)ではAirPodsとAirPodを使い分けている
Apple製品の困りごとを解決するサイトとしてAppleサポートがあります。
このサイトでは複数形であるAirPodsと単数形であるAirPodを明確に使い分けていました。
AirPods Pro には、アクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモード、オフの 3 つのノイズコントロールモードがあります。コントロールセンターや「設定」で 3 つすべてのノイズコントロールモードを切り替えることができます。
デフォルトでは、左右の AirPod の軸部分にある感圧センサーを長押しすると、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードが切り替わります。長押し時にどのノイズコントロールモードを切り替えるかは変更できます。
上記の引用のようにAirPodsとAirPodをはっきりと使い分けていることがわかりますね。
単語名 | 意味合い |
---|---|
AirPods | 製品名のこと、左右のイヤホンの総称 |
AirPod | 左右単体のイヤホンのこと |
また蛇足ですが、単数形であるAirPodは前段の理由も踏まえると「エアポッド」と呼ぶのが自然かなと思います。
以上、AirPodsの読み方についての解説でした。