こんにちは。
本記事では上記のような疑問について5つの原因に絞って解決策を解説しています。
ぜひチェックしてみてください。
目次
Wi-Fiが遅い原因とその対処方法
Wi-Fiの通信が遅い原因は
- ルーター（通信の出発地点）
- 無線通信（通信の道中）
- 端末（通信の到着地点）
の3点のどこかに異常があるケースがほとんどです。
その上でWi-Fiの通信が遅い具体的な原因は次の5つが考えられます。
| Wi-Fiが遅い原因 | 対処方法 |
|---|---|
| ルーターの通信規格が古い | ルーターを買い替える |
| ルーターと端末との距離が離れていたり遮蔽物があったりする | ルーターの場所を変える、無線中継機を使う |
| 使用する周波数帯が適切じゃない | ルーターが遠くにある場合、2.4GHzを使用 他の電波と干渉する場合、5GHzを使用 |
| ルーターに接続している端末数が多すぎる | 接続可能台数が多いルーターを買い替える |
| 端末側に問題がある | 端末をアップデートする |
それぞれ詳しく解説していきます。
原因❶ルーターの通信規格が古い
ルーターの通信規格には下記の6つがあります。
| 通信規格 | 通信速度 | 周波数帯 |
|---|---|---|
| IEEE802.11b | 11Mbps | 2.4GHz |
| IEEE802.11g | 54Mbps | 2.4GHz |
| IEEE802.11a | 54Mbps | 5GHz |
| IEEE802.11n(Wi-Fi4) | 300Mbps | 2.4GHz/5GHz |
| IEEE802.11ac(Wi-Fi5) | 6.9Gbps | 5GHz |
| IEEE802.11ax(Wi-Fi6) | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz |
ルーターの通信規格を確認してみましょう。
自分の使っているルーターが11b, 11g, 11a, 11nの場合はルーターの買い替えを検討した方がいいでしょう。
なお最新規格は11axですが端末側が11axにまだまだ対応していないものが多いのでコスパ良くルーターを選ぶなら11ac規格のルーターがおすすめです。
私のおすすめするルーターは次の商品なので興味がある方はどうぞ。
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原因❷ルーターと端末との距離が離れていたり遮蔽物があったりする
ルーターから端末に通信が届く道中で問題があるかもしれません。
以下のような設置をしている場合は対処してみましょう。
| 設置場所 | 対処方法 |
|---|---|
| 部屋の隅に置いている | ルーターをどちらかの壁から離す |
| 家全体にWi-Fiが届いていない | 無線中継機を設置する |
| 囲まれた箱のような場所に設置している | ルーターをひらけた場所に出す |
2階建の家で家族暮らしをしている場合は家全体に通信が行き渡っていない可能性があります。
その場合は無線中継機を使って
- 1階にルーターを設置
- 2階に無線中継機
というように使ってみるのがいいと思います。
✔︎おすすめの無線中継機
原因❸使用する周波数帯が適切じゃない
Wi-Fiの周波数帯には以下の2種類があります。
| 周波数帯 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 2.4GHz | 壁などの遮蔽物に強いので電波が遠くまで届く | 他の電波と干渉しやすい |
| 5GHz | 他の電波と干渉しにくく通信速度が早い | 壁などの遮蔽物に弱い |
2.4GHzと5GHzの2種類がありWi-Fi設定画面では
- G(2.4GHz)
- A(5GHz)
から選択します。
- 他の家電（電子レンジやテレビやBluetooth端末など）を使用している場合は電波干渉に強い5GHzを使用
- 端末がルーターから遠くにある場合は電波が遠くまで届く2.4GHzを使用
というふうに使い分けて通信障害が解消できないか試してみましょう。
原因❹ルーターに接続している端末数が多すぎる
ルーターに接続できる端末数を確認してください。
ルーター本体に型番情報が以下のように記載されています。
家の中では意外とWi-Fi機器はたくさんあるので接続可能台数は余裕を持って購入した方がいいです。
✔︎12台まで同時接続が可能なWi-Fiルーター
原因❺端末側に問題がある
端末側に問題がないか確認しましょう。
アップデートが完了してない場合はアップデートをしてください。
OSを最新版にすることで通信障害が解消する場合があります。
【今すぐじゃなくてOK】光回線を契約する
ここまでWi-Fiが遅い原因についてお話ししましたがそれでもWi-Fiの遅さが解決しない場合は
契約しているWi-Fiサービスに問題がある
可能性があります。
- ADSL回線を使用している
- モバイルWi-Fiを使用している
- 光回線だがマンションの回線を共有している
上記のようなケースではWi-Fi通信が不安定になりやすかったり速度が遅いといった問題が発生しやすいです。
今すぐ実行する必要はありませんが新規で光回線を契約するとすぐに解決するかもしれません。
工事費無料でWi-Fiを使えるサービスを紹介するのでぜひチェックしてみてください。
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まとめ
最後にWi-Fiが遅い原因とその対処方法をまとめました。
| Wi-Fiが遅い原因 | 対処方法 |
|---|---|
| ルーターの通信規格が古い | ルーターを買い替える |
| ルーターと端末との距離が離れていたり遮蔽物があったりする | ルーターの場所を変える、無線中継機を使う |
| 使用する周波数帯が適切じゃない | ルーターが遠くにある場合、2.4GHzを使用 他の電波と干渉する場合、5GHzを使用 |
| ルーターに接続している端末数が多すぎる | 接続可能台数が多いルーターを買い替える |
| 端末側に問題がある | 端末をアップデートする |
以上です。
この記事を参考にして問題が解決にいたれば嬉しいです。