こんにちは。
今回は高い知能指数を持つ者たちが自らの頭脳で勝負する頭脳戦漫画について紹介していきます。
生粋のギャンブラーや東大主席などいわゆる「天才」と呼ばれるキャラクターが多数登場します。
私が10代の頃から何回もリピートして読んでいておすすめしたい漫画です。
ぜひ最後まで読んでみてください!
おすすめしたい頭脳戦漫画3選
さっそくですが私が今回紹介したい頭脳戦漫画は次の3つです。
10代の頃に読んだのですが20代になっても漫画喫茶や岩盤浴の漫画コーナーで目にしたらつい手にとってしまいますね。
3つの漫画とも一度は聞いたことがある漫画かもしれませんね。
DEATH NOTE (デスノート)
一つ目の漫画はDEATH NOTEです。
直訳すると「死のノート」でこの死のノートに名前を書くと名前を書かれた人は40秒後に心臓麻痺で亡くなってしまいます。
主人公の夜神月(やがみらいと)は偶然学校内でこのDEATH NOTEを拾い、自らの正義に則って犯罪者を次々と殺していきます。
そして不思議と犯罪者が心臓麻痺で死んでいくので世間は悪人に対して罰を与える者のことを「キラ」と崇めるのです。
しかし警察側にとってキラはただの大量殺人鬼でしかないのでキラを捕まえるために物語が進行していきます。
DEATH NOTEの魅力は次の2点です。
DEATH NOTEの魅力
❶天才vs天才の対決
❷それぞれの正義をもっている
DEATH NOTEの魅力❶ 天才vs天才の対決
物語の前半は主人公・夜神月と世界最高の名探偵・L(エル)の2人の対決がメインで話が進みます。
夜神月は東大主席合格の天才青年でノートの隠し場所や犯罪者の殺し方などで頭脳を発揮していきます。
一方、Lも世界の難事件を解決してきた天才でキラである夜神月を少しずつ追い詰めていきます。
特にLは話の序盤で「キラは世界中の犯罪者を殺す」ということしか分からなかった状態からいきなり「キラは関東にいる」ところまで特定します。
DEATH NOTEの魅力❷ それぞれの正義をもっている
DEATH NOTEはキラ対警察機構という構図で物語が進んでいくのですがどちらも自分の正義を突き通しながら行動していきます。
- キラの正義:悪人を根絶やしにして犯罪のない世界をつくる
- 警察の正義:どんな理由があろうとキラはただの大量殺人鬼
通常であればキラ側が悪という認識を持ちそうですが、キラが登場したことで犯罪発生率が減少していくので世間もキラの存在に肯定的になりつつあります。
キラが単なる快楽殺人鬼であればつまらない漫画になってしまいますが自分の正義をもとに行動していくので頭ごなしにキラの存在を否定することもできないんですよね。
LIAR GAME (ライアーゲーム)
2つ目の漫画はLIAR GAME(ライアーゲーム)です。
この漫画ではライアーゲームという「知恵」「交渉力」そして「嘘をつく力」を駆使して勝ち残りながら大金を稼ぐゲームが行われます。
主人公は神崎直という女性なのですが嘘をつくことができないバカ正直な性格です。
そんなバカ正直な神崎直を天才詐欺師秋山深一が協力しながらゲームが進行していきます。
そんなLIAR GAMEの魅力は次の2点です。
LIAR GAMEの魅力
❶既存のゲームではなくオリジナルのゲームがたくさん出てくる
❷囚人のジレンマが面白い
LIAR GAMEの魅力❶ 既存のゲームではなくオリジナルのゲームがたくさん出てくる
この漫画で登場するゲームは作者が独自で考えたオリジナルのゲームです。
- 少人数側が勝利する「少人数ゲーム」
- 17枚のトランプだけを使用する「セブンティーンポーカー」
- ダウトゲームを応用した「密輸ゲーム」
初見のゲームばかりなのでいかに早くゲームの要領をつかみ必勝法を見つけられるかの勝負になります。
ゲームに勝つには知恵だけでなく、交渉力、結託、駆け引き、裏切り、嘘など色々な要素が必要そうですね。
LIAR GAMEの魅力❷ 囚人のジレンマが面白い
囚人のジレンマとは「お互いが協力したほうがいいとわかっていながらも、協力しない人が得をする状況ではだれも協力しなくなる」というゲーム理論の一つです。
この囚人のジレンマがライアーゲームの1番のキモですね。
神崎直はライアーゲームに参加した序盤からこのジレンマに気づき参加者に協力してもらうように呼びかけます。
しかし参加者たちは自分だけが大金を獲得したいので協力をすることはありません。
賭博黙示録カイジ
3つ目の漫画は賭博黙示録カイジです。
アニメ化と映画化もされた有名な作品なので一度は耳にしたことがあるでしょう。
主人公の伊藤カイジは友人の保証人になって多額の借金を負うことになりいろんなギャンブルに参加させられることになります。
賭博黙示録カイジの魅力は次の3つですね。
賭博黙示録カイジの魅力
❶独創的なギャンブルゲーム
❷主人公のギャンブラー気質
❸多くの名言が誕生している
賭博黙示録カイジの魅力❶ 独創的なギャンブルゲーム
カイジもライアーゲームと同様にオリジナルのゲームが多数登場します。
- グー・チョキ・パーのカードを使う「限定ジャンケン」
- 命を賭けた人間競馬の「鉄骨渡り」
- 皇帝・市民・奴隷のカードを使用する「Eカード」
カイジのゲームは頭脳戦が全てということではなく運やばくちの能力も必要になります。
理詰めで攻めていって最後は運に任せるという流れが多いですね。
賭博黙示録カイジの魅力❷ 主人公のギャンブラー気質
主人公カイジの魅力なくしてこの漫画は成り立たなかったでしょう。
ギャンブルに勝つために常識はずれな作戦を考えたり自分の体を傷つけたりとにかく勝負師な一面が多くみられます。
この思い切りの良さは私たちも見習わなければいけないかもしれませんね。
とくにギャンブルゲーム主催者の利根川との心理戦は手に汗握ります。
賭博黙示録カイジの魅力❸ 多くの名言が誕生している
漫画カイジでは多くの名言(迷言?)が誕生しています。
私の好きな名言は次の3つの発言ですね。
- 利根川「安くないんだ!1000万2000万という金は。金はな、命より重いんだ!」
- 大槻「明日からがんばるんじゃない…今日、今日だけ頑張るんだっ…!」
- カイジ「キンキンに冷えてやがるっ…!犯罪的だっ…!うますぎるっ…!」
他にもたくさん名言はありますが厳選すると以上の3つですね。
自分の人生観で好きな名言は変わってくると思うのでぜひみなさんも読んでみてください。
まとめ
今回は私がおすすめしたい頭脳戦漫画3選をご紹介していきました。
まとめ
- DEATH NOTE (デスノート)
- LIAR GAME (ライアーゲーム)
- 賭博黙示録カイジ
少年のころはワンピースやナルトのようなバトル漫画をよく読んでいましたが、歳を重ねると頭脳戦系も読みたくなってきますね。
上記の3漫画は私自身も現在もリピートして読みたくなるような作品なので皆さんも一度手にとって読んでみてください。