みなさんは日頃家のWi-Fiを利用していて下記のようなことを考えたことはありませんか?
Wi-Fiルーターってたくさんあってどれを選べばいいかよくわかりませんよね。
でも適当に安いものを選んで通信が遅くてイライラしたり、逆にハイスペックな値段の高すぎるものを選んでしまったりするのも悔しいです。
そこで本記事では私が一人暮らしで実際に使用しているWi-Fiルーターを紹介します。
また、Wi-Fiルーター選びで私も失敗しているのでそのお話もします。
こんな方におすすめ
- 一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーターを知りたい
- Wi-Fiルーターの選び方を知りたい
- Wi-Fi購入失敗談を知りたい
目次
おすすめWi-Fiルーター
最初に結論から言います。
こちらがおすすめのWi-Fiルーターです。
バッファロー製 WSR-1166DHPL2
Amazonベストセラーにも輝いています。
後でお話しする必要最低限欲しい機能とあると嬉しい機能がすべて搭載されているルーターになります。
私も使用しているのですが、通信が遅い、よく途切れるなどの問題もなく使えているので本記事でご紹介します。
他にも安いルーターはあるのですが、通信速度が遅かったり同時に接続できる数が少なかったりするんですよね。
結論だけ知りたい方はこちらで読み止めても構いません。
これから一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーターの選び方に関してお話しします。
一人暮らしのWi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターを選ぶ上で見ておきたい性能は下の6点です。
一点一点確認していきましょう。
ルーターの機能 |
コメント |
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① |
通信速度 |
11acより新しい規格 |
② |
最大接続台数 |
10台以上が望ましい |
③ |
ビームフォーミング |
あると嬉しい |
④ |
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ) |
あると嬉しい |
⑤ |
IPv6対応 |
なくても良い |
⑥ |
外部アンテナ |
なくても良い |
①通信速度 →11acより新しい規格
Wi-Fiルーターを選ぶ上で、まずは通信速度をおさえておきましょう。
現在はWi-Fi4、Wi-Fi5、Wi-Fi6が主に利用されており、通信速度も規格が新しくなるにつれて早くなっています。
しかしながら、Wi-Fi6は対応機種がまだ限られており、Wi-Fiルーターの価格も高いので11ac対応ルーターがおすすめです。
なお、各規格は互換性があるので11n対応ルーター×11ac対応PCでも11ac対応ルーター×11n対応PCでもどちらも通信を行うことは可能ですが、この場合は11nの速度に制限されてしまいます。
コスパ良くWi-Fiルーターを選ぶのであれば11acのWi-Fi5が妥当だと思います。
規格名 |
名称 |
通信速度 |
Wi-Fi 4 |
IEEE 802.11n |
600Mbps |
Wi-Fi 5 |
IEEE 802.11ac |
6,900Mbps |
Wi-Fi 6 |
IEEE 802.11ax |
9,600Mbps |
②最大接続台数 →10台以上
二つ目はWi-Fiルーターに同時に繋げることのできるWi-Fi対応機器の台数です。
「一人暮らしだし、Wi-Fiにつなげる機器なんてiPhoneとパソコンの2台くらいじゃない?」と思うかもしれませんが、一人暮らしだとしても生活の中では意外と多くの機器をつなげています。
私の場合、現在全部で9台つなげています。
個人的には最大接続台数が12代あれば流石に足りるかなと思い今回のWi-Fiルーターを紹介しました。
これは自分の家の状況を踏まえて柔軟に選ぶのが良いかと思います。
③ビームフォーミング →あると嬉しい
通常、Wi-Fiはアンテナから360°全方位に向けて電波が飛びます。
しかし、ビームフォーミングの機能があればWi-Fi端末めがけて電波を発するので通信がより安定します。
特別な設定も必要なく、電波の届きにくい壁などの障害があっても電波を届けてくれます。
④MU-MIMO(マルチユーザーマイモ) →あると嬉しい
対応する複数のWi-Fi端末と同時に通信速度を落とさずにデータを送信することができます。
簡単に言うと機器をたくさんつなげても快適に通信できるよ〜って機能ですね。
⑤IPv6対応 →なくても良い
IPv6は新しく作られたインターネットの通信規格で、簡単に言うとIPv6対応のルーターは高速に通信することができます。
これだけ聞くと必須なのでは?という感じですが、IPv6は最近できた規格なだけあってまだ使えるサービスが少ないです。(例えば、Yahoo!やTwitterはIPv6に対応していません)
また、契約するプロバイダがIPv6に対応するサービスを提供していない場合も使えません。
つまりIPv6で通信するためには「IPv6対応のプロバイダと契約してIPv6対応のルーターでIPv6対応のWebサイトを見る」必要があるのです。
私自身IPv6に対応していないプロバイダと契約していて特に不便は感じていないのでIPv6の機能は特別必須ではないと考えています。
⑥外部アンテナ →なくても良い
Wi-Fiルーターにはアンテナが外について「外部アンテナタイプ」と中に組み込まれている「アンテナ内蔵タイプ」の2種類があります。
アンテナのつき方で電波の飛び方や使い方に大きな違いはありません。
アンテナがついていることの1番のメリットは電波を飛ばす方向を調整できることです。
例えば2階建の家ならアンテナを水平にすることで上下方向の電波にすることができます。
つまり一軒家などの広い家ではアンテナがあったほうが効率的に電波を飛ばすことができるのですが、一人暮らしの比較的狭い家ではアンテナによる調整は必要ないのです。
私のWi-Fiルーター選びの失敗
私が一人暮らしを始めた当初買ったWi-Fiルーターをご紹介します。
失敗話なんですけど、参考になると思うのでお話ししますね。
私は最初こちらのルーターを購入しました。
バッファロー製 WCR-1166DS
最初におすすめしたWi-Fiルーターとスペックを比較すると同時接続台数とMU-MIMOで違いがあります
IPv6の違いは私が契約しているプロバイダがIPv6非対応だったので、今回は関係ない部分です。
おすすめルーター(WSR-1166DHPL2) |
失敗したルーター(WCR-1166DS) |
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通信規格 |
IEEE 802.11ac |
IEEE 802.11ac |
最大接続台数 |
12台 |
6台 |
ビームフォーミング |
あり |
あり |
MU-MIMO |
あり |
なし |
IPv6対応 |
あり |
なし |
外部アンテナ |
なし |
なし |
失敗の要因は
私の使用するWi-Fi接続機器が増えすぎたこと
ことです。
もともと一人暮らしを始めたばかりの時は4台しか使わない見込みでルーターを購入したのですが、みるみるWi-Fi端末が多くなって接続台数がパンクしてしまいました。
特にアレクサやFire TV Stickは常時Wi-Fiにつながっているので回線を圧迫しましたね。
最大接続台数以上をつなげると当然ですが通信速度は遅くなってしまい、まだ買って数ヶ月ですが泣く泣く新しいルーターを購入しました。
ただし
Wi-Fi接続台数が6台以下の場合はむしろWCR-1166DSはコスパ最高なのでおすすめです!
まとめ
今回のまとめ
- 一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーター
- 一人暮らしのWi-Fiルーターの選び方
- 私のWi-Fiルーター購入失敗談
Wi-Fiルーターは無数にあるので選ぶのが大変だと思いますが、本記事がみなさんのルーター選びに役立っていれば嬉しいです。
Wi-Fiルーターの寿命は5年程度と言われているので、私自身もまたルーターを買い替えるタイミングでこの記事を見ながら記憶を蘇らせると思います。笑